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【エックスサーバー】サーチコンソール設定後「このサイトにアクセスできません」と表示された場合の対処方法
結論から言うと、
エックスサーバーで「サブドメインのTXTレコードをDNSレコードに追加」すると、そのサブドメインへのアクセスができなくなります。
かなり致命的なエラーですが、対処方法がわかれば簡単に回避可能です。
同じ現象でお困りの方や、これからサブドメインで運用しているサイトをサーチコンソールに登録しようとしている方も、ぜひ参考にしてみてください。
発生条件:エックスサーバーでサブドメインのTXTレコードを追加
以下の条件でサイトへアクセスできなくなります。
エックスサーバーのユーザーが、サーチコンソールの「所有権の確認」で「ドメインプロパティ設定」を行うため、サブドメインのTXTレコードをDNSレコードに追加した場合に発生する。
発生する現象:サイトにアクセスできなくなる
サーチコンソールへのサイト登録は正常に終了しますが、TXTレコードの設定後、サイトにアクセスしても「このサイトにアクセスできません」と表示され、一切サイトにアクセスできなくなります。
エラーの最後の文面に「DNS_PROBE_FINISHED_NXDOMAIN」とあるため、DNS関連のエラーと予想できます。
いろいろ調べましたが、エックスサーバーへ問い合わせしたらすぐに原因と解決方法がわかりました。
ちなみに、電話窓口では対応できないため、フォームからの問い合わせになるそうです。
エラーの原因:Aレコードが参照されていない
エックスサーバーにフォームから問い合わせたところ、わずか9分で返信が来ました。
困っている状況では、感動すら覚える仕事の早さです。
このような、メールが帰ってきました。
お問い合わせいただきありがとうございます。
サブドメイン名のTXTレコードを設定した場合は、
ワイルドカード「*.〇〇〇〇〇〇.com」が参照されないため、
サブドメイン名のAレコードを明示的に設定する必要がございます。問題解決のため、サーバーパネル「DNSレコード設定」にて、
サブドメイン名「〇〇.〇〇〇〇〇〇.com」の【Aレコードを追加】して
いただきますようお願いいたします。設定内容は、他のAレコードと同様で構いません。
以下の内容でAレコードを追加いただければと存じます。
—————————————-
ホスト名 / 種別 / 内容
—————————————-
〇〇.〇〇〇〇〇〇.com / A / ***.***.***.***
—————————————-また何かご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
何卒よろしくお願い申し上げます。
つまり、サブドメインをTXTレコードに登録すると、ワイルドカード「*.〇〇〇〇〇〇.com」のAレコードが参照されなくなるそうです。
ちなみにAレコードとはアドレス(Address)の頭文字からきており、ドメインをIPアドレスに置き換えるためのレコードです。
このAレコードが参照されなくなるため、DNSはドメインとIPアドレスを結びつけることができなくなります。
その結果、ドメインが見つからないという現象が発生してしまうわけです。
対処方法とその手順:サブドメインのAレコードを追加
対処方法は驚くほど簡単です。
DNSレコードに、新たに「Aレコード」を追加する
なんとこれだけです。
このエラーが発生しているというとは同様の作業をすでに経験しているとおもいますが、念の為手順を紹介しておきます。
まず、エックスサーバの管理画面にログインし、DNSレコード設定画面を開いてください。
すでに登録してあるAレコードの内容欄に記載されているIPアドレスをメモするかコピーしておきましょう。
- ホスト名に「サブドメイン」
- 種別は「A」を選択
- 内容には「他のAレコードと同じIPアドレス」を入力
- 優先度は0のままでOK
この3項目を入力したら、「確認画面に進む」をクリックし、次のページで「追加する」をクリックしたら完了です。
レコード追加が反映されれば、数時間〜24時間程度でアクセス出来るようになります。
まとめ
クリティカルなエラーではありますが、回避方法は簡単です。
慌てずに落ち着いて対処しましょう。
対処方法は簡単ですが、不安な方はサーバーに直接問い合わせることをおすすめします。
エックスサーバーはこういったフォローも、しっかりと迅速に対応してくれます。
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